クルマをシーンに合わせて微調整(変形)させる方法 (例)
貼り込み作業をしていると、背景とクルマの接地面がどうも合わないということがあります。
完全に違っている場合はどうしようもないですが、微妙な時には、車体の変形調整で、
何とかなるかもしれません。
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ここでは、ペイントショッププロで説明しています。
フォトショップなど、他のソフトでも、操作は基本的には同じです。
上の画像を右上の画像に調整変形させます。
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上のレイヤーを、右上のレイヤーグループに統合します。
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「車体」レイヤーを有効にして、選択ツールでクルマの側面を選択します。
この時、前輪のフェンダー中央あたりを目安にすると歪みが目立たないと思います。
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変形ツールを指定すると、選択範囲の表示が変わります。
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選択ツールで右下の角を、任意の位置に車体が来るまで
下向きに引き延ばします。
(*場合によっては、横向きに縮めたり、伸ばしたりします。)
注) この時、右上のレイヤー表示のように、
「変換した選択範囲」レイヤーが自動的に作成されます。
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「タイヤ」レイヤーを有効にして、選択ツールで選択範囲を指定します。
注) 今回は、後輪だけを選択しています。 (選択箇所は場合によって変わります。)
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変形ツールを指定すると、選択範囲の表示が変わります。
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変形範囲の表示中央をクリックしたまま、任意の場所までタイヤを移動させます。
注) この時、右上のレイヤー表示のように、
「変換した選択範囲」が自動的に作成され、選択範囲表示の大きさが変化します。
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レイヤー画面の、タイヤレイヤーから作られた「変換した選択範囲」を、
車体レイヤーの上に移動します。
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レイヤー画面で、新規レイヤーを作成します。
白く抜けている部分や、はみ出している線を、ペンツールなどで塗りつぶします。
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「地面影」レイヤーを有効にして、ペンツールなどで塗り足しします。
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最後に、レイヤーを統合します。
ここでは、レイヤーを3つにしていますが、場合によって1つにまとめることもあります。
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注) 変形作業を行うと、線がぼやけます。作業終了後には線の補正を行うことをお奨めします。
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